fromnw27thの日記

アマチュア無線の機器とか

ICOM IC-7400

技適番号が見えないと思ったら50W改造されていた。パワーメーターも50Wでフルスケールになるので100Wで一通り調整。ついでに受信改造。AGCの説明はF,M,S,Offの順に変化するとなっているがOffにはならず。時定数をゼロにすればOff表示となるが、FMSのいずれかが選択できなくなる。説明書と本体の製造時期の関係か? と思ったら他のアイコム機も同じらしい。

季節的なものもあるだろうが周波数が安定するのに時間がかかる。周囲の温度に結構依存するようなので、季節毎に調整が必要?出力は安定している。やっぱり大きい無線機だからか。

DATA端子でのFT8がうまく変調が乗らない。CI-Vの送信ではダメ?DATA端子のPTTで制御しようとするとUSB-Dが解除されてしまう?まぁACC端子からでいいとする。FT-450Dと違い3.6kHzのフィルター幅を選択するとフラットに3.4kHzくらいまでウォーターフォールが出る。

総じて使いやすいが、ずーっとFT8を受信していると2mを受信できないわけで、やっぱりHF機とVHFは分けた方が使い勝手はいいと思う。

 

安定化電源(3) YAESU FP-700

電圧が高いというジャンク。定電流回路がダメだったようで交換で電圧は下がったがまだおかしい。いろいろやってるとバシっと火花が出てなんか正常になった?半田不良がショートで治ったような。にしても制御回路の寸法が小さい。電源ONから13.8Vまで数秒かかるのは定電流回路の抵抗やコンデンサ定数のせいか。このサイズに納めるために当時では精一杯のことをしたんだろうな。過電圧も過電流保護もないのは怖いので今となっては骨董品ということで。

 

YAESU FT-450D ジャンク

出品の説明では「電源ボタンを押すとカチっと音がするけど画面が表示されません」とのこと。この機種は電圧が低いとダメというから動作確認に使った電源のせい?回路を見る限りはカチっという音がするということはCPUは生きてるはず。(ていうか、通電してたらずっと内部回路動いてるんでは?) ネットで検索しても落雷で送信がダメになったとかは出てくるが全く使えないというのは見つからないのでチャレンジ。

届いたのをまずはテスターで簡易確認。電源入力はショートしてなさそうなので通電。結果、普通に使えてしまってラッキー!受信入力のダイオードはネットに記載されているLEDではなく、普通のダイオードが2段に双方向につけられていて対策されている仕様になっている。これは回路図も出てこないけど、それなりに故障修理が多かったんだろうな。かといって、対策しましたと公表したらいろんな人がやってくるんだろうし。

暖まった状態でファンが回るとビビビと異音が発生。ケースのビビリ音ではないのでファンそのもの? ケースを開けた状態でダミーロードでファンを回しても異音は出ない。空気の流れで振動する部分?と当たりをつけてみたが改善せず。結局、しばらく使っていたら音はほぼ解消。しかしまぁ、どういう使い方をしたらこんなに傷だらけになるのか(ジャンクとはいえ)。

使って気になったのは、ボリュームをゼロまで絞っても微かにスピーカーから音がする、スケルチとRFゲインの使い分けがイマイチしっくりこない、FT8の画面でパワー表示は設定値であって無線機による実測値ではない(ICOMは実測値っぽいのが出る)、1Hz単位のCAT制御はできてるらしいが表示できない、SHIFTの方向が直感的でない、CAT制御でバンド変更したらVFO-Bに一瞬切り替わってからVFO-Aのバンドが変わる妙な挙動がある、というあたり。逆に関心したのはC.Sボタンに色々割当できるところ? 賛否はあるようだが受信時もファンがゆっくり回っているのは夏場の温度面では有利か。画面が大きいのは見やすい。

AF帯域はDATAでは3000Hzのはずが、500Hz以下はなだらかに下がる、2600Hz以上はほぼカットされてるで全然3000Hzじゃない。USBオーディオを他の無線機につないだらもっと広いのでおそらく無線機側の理由? それと、時代的にDATAモードの活用は主流ではなかったのかもしれないが、USER-Uの挙動が説明書には記載がちょっと足りない。バンド毎に設定する必要があるなんてどこにも書かれてないので、挙動を見て判断できないとハマってしまいそう。

で、これを入手して何がしたかったのかというと、ヤエスのアンテナチューナの制御信号を確認したいのだけれど、オシロをつなぐのはいつになるか。

 

IC-756 で FT8の準備

すぐに使う予定はないが、インターフェースの準備にかかる。USB1本でつながるとパソコン周りがスッキリするので、USBハブでオーディオとTTL変換をつなぐ。

アマゾンで買った199円のCH340は電源2本とTX/RXの合計4本しか出ていないが、無理やりRTSが取り出せたので作戦成功。これでCH340でCI-V制御とPTT制御ができた。オーディオはいつ買ったのか覚えてないが特に問題なさそう。

周波数の校正はWSJTにそういう機能があると知ったのでトライ。数時間放置した状態であればいい感じに調整できたが、温度が安定するまでは30Hzくらいズレる。

COMET DUPLEXER CF-415

 

買うつもりはなかったが一緒に入っていたもの。

振ったらカラカラと音がする。フタを開けるとハンダの玉が落ちてきた。それとアリさんが多数。電気製品にアリが入り込むというのは聞いたことがあるが東南アジアの話かと思っていた。基板の銅が腐食しているので銅が好きなのか?

内部を清掃してハンダ修正したら使えそうな特性が表示された。

ついでにダイアモンドのデュプレクサも測定。ロスはケーブルの校正ができてないので目安であるが、ちゃんと動作しているみたい。

AH-2 と AH-4

AH-2をAH-4に入れ替え。アンテナ線はそのままなので、入れ替え前後のスルー状態をnanovnaで確認しておく。線の長さは5.3m程度なのに17MHzあたりにSWR最良点がある。周囲の影響、それともスルー状態でも入ってしまうコンデンサのせい?
結果、AH-4に入れ替えてもスルー状態での差は無かった。今までズレたところに最良点が有った7MHzはピッタリ合うようになったが、14MHzは1.3となりだいぶ離れたところに最良点がある。


28MHzは半波長だったから整合してもあまり良くない感じだったがAH-4では問題なし。

ICOM AH-2をnanovnaで

古いから仕方ないのか、7074kHzでチューンを取るとちょっとSWRが高め。で、7041kHzでチューンした状態で7074がベストになるのでいつもひと手間かけてチューニングしているが、14Mhzを中心に設計されているから多少はズレますよ、ということかな。確認したらやっぱり32kHz上に最低点がある。